タタの戦略

タタ・モーターズはインドの財閥「タタ・グループ」傘下の自動車メーカーで、バス・トラックなどの商用車部門では、世界5位の規模を持っている。

 またインド国内の乗用車部門では、ライバルのマルチ・スズキに次ぐ2位のシェアだ。商用車に比べてまだ弱い乗用車部門を拡大するため、フォードから「ジャガー」と「ランドローバー」の2ブランドの買収に動いていることでも知られる。

 タタグループはインドの中で最も国際感覚に優れた企業で世界の名だたる企業にM&Aを仕掛けることで事業拡大を図ってきた。

世界最安値の自動車ナノを開発したことで自動車のM&Aがこれから益々増えるであろう。


下記は、インド・ビジネスに詳しい須貝さんの見解の引用である。


“タタ・モーターズの母体であるタタ財閥は、大規模な海外M&Aなども数多く行っており、インド企業のなかでも国際感覚の強さで知られています。

すでに、イタリアの『フィアット』やドイツの『ダイムラー』など海外メーカーとの提携を進めているほか、2007年末からはイギリスの高級車ブランド『ジャガー』と『ランドローバー』の買収にも乗り出しており、成功すれば世界の自動車産業界でより強い影響力を持つことになりそうです”

タタモーターズ ナノ車の性能

ナノ車はその名の通り小さい。軽自動車の中でも特に小さい。

「ナノ」のサイズは全長3100mm、全幅1500mm、全高1600mm。エンジンは三菱自動車の「i(アイ)」やダイムラーAGの「スマート」のように、リヤシートの下に搭載する。

こうすることにより、でできるかぎり室内空間を広く取る工夫がされている。623ccのオールアルミ製2気筒で、電子制御式燃料噴射装置を備え最高出力は33psだ。

バランスシャフトを装備し、振動対策も行っている。 また、バンパーを無塗装で車の本体に装着することにより、コストを抑えた。

28万9000円でもナノ車そのものの性能はスズキの子会社「マルチ・スズキ・インディア・リミテッド」が製造・販売する「マルチ800」と変わらないとタタ・グループの総帥ラタン・タタ氏は言っている。

インドの自動車会社 タタ

2008年1月10〜17日に自動車価格の安値の世界記録が更新されました。タタ製の自動車が28万9000円で世界的に売り出されるというニュースがありました。

タタ自動車とは、人口10億人の国インドの自動車メーカーです。タタモーターズが正式名称です。

このニュースの経緯は2008年1月10〜17日にインドの首都デリーで、インド最大の自動車ショー、「AUTO EXPO 2008」が開かれた際、インドの自動車メーカー「タタ・モーターズ」が発表した28万9000円の低価格自動車「ナノ」が注目の的だったのです。

インドは発展途上国のため、自動車も安いものでなければインド国民は買えません。タタ自動車はそんな物価の安い国インドのために29万円で購入できる車“ナノ車”を開発しました。

その低価格さゆえ、ナノ車は世界中で“インド人10億人が待っていた車”と賞賛されました。

ナノのキャッチフレーズは「1ラークカー」。1ラークは10万ルピーで、1月21日現在のレートで換算すると28万9000円だ。それまでインドでいちばん安いクルマは、スズキの子会社「マルチ・スズキ・インディア・リミテッド」が製造・販売する「マルチ800」で、価格は約19万5000ルピー。一気に半額近い低価格を成し遂げたのだから、注目を集めるのも当然ですね。

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